ら 行 + わ   の 巻 



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ラッパのツギも時による


断点をツグには、カケツギ、カタツギ、ケイマツギ、ラッパツギなど、さまざまなツギ方があります。ナントカのひとつ覚えで、なんでもラッパツギをすればいいというものではありません。周囲の状況に応じて、ツギ方をよく考えてね。





両コウ三年柿八年


両コウの形で自分の石が活きたからといって、喜んでばかりもいられません。相手に無限のコウ材を与えることになるので、他の場所でコウが発生したら、まず勝てなくなってしまいます。こわいこわい。
[類語]両コウ三年のわずらい

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類型は隅が勝る


同じ形、同じ目数の地を囲う場合、隅が最も石の効率がよく、少ない石数で囲うことができます。石の効率でいえば、隅の次が辺、次いで中央の順。これは当たり前の話ですが、それだけ隅を確保することはトク、ということなんですね。





連絡はタケフで


タケフは絶対にキレない丈夫な形。だから、タケフに対してノゾキを打つ手は悪手です。また、タケフの両側からノゾキを打った形は、「タケフの両ノゾキ」といって、悪手の見本。そういう形にならないように気をつけましょう。
[類語]タケフにキレたためしなし

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六死八生 死活の基本


相手に囲まれた状態で、二線を6つしか這っていない石は無条件で死に、8つ這っていれば活きです。7つの場合は、自分が先に打てば活き、相手に打たれたら死にですね。





ワタる世間に悪手なし


一線でも二線でも、左右に分断されていた石を渡る手は、たいていトクになると考えていいでしょう。渡ることで自分の石が安定して攻めにつながることもありますし、ヨセの手としてもバカになりません。

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最終更新日(1998.4.5)