ま 行   の 巻 



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待ったハガシは
ヘボ碁のクセ


「待った」は恥ずかしいことです。「待った」を絶対にしない、と誓うことで、自分の打った手に責任が持てるようになり、2目は上達します。





妙手と悪手は紙一重


妙手はギリギリまで石の働きを追及した手であるため、一歩間違えば悪手になります。こういう手はただマネするのは怪我のもと。その手が妙手である理由をまず学びましょう。
[類語]筋の隣は筋違い

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むやみにアテるな


アタリは大抵2ヵ所あり、一つ打ってしまうともう一つのアタリは打てなくなります。また貴重なコウ材を失うことにもなるので、「ここぞ」というときまで大事にとっておきましょう。
[類語]アタリアタリはヘボ碁の見本





名人に定石なし


「定石を覚えて2目弱くなり」とも言います。定石とは周りの配置を無視した局部的な相場のワカレ。名人と言われる人は常に全局の配置から定石を選択し、ときには自らの手で定石を作り出します。

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もったいないが負けのもと


石を大事にするのは良いことですが、それは必ずしも石をかつぎ出して重荷を作ることではありません。石を大胆に捨てて外側で利益を得ることが、その石を最大限に活用する方法になることがあります。
[類語]カス石逃げるべからず




最終更新日(1998.4.5)