「ハネもフトコロのうち」とも言います。ハネ一本を打てるかどうかで、死んでる石が生き返ったりするから碁はやめられません。この格言を覚えておくと、隅や辺の死活のときにきっと役立ちますよ。[類語]死はハネにあり
だだっぴろい碁盤のようでも、「この定石を打つときはあっちの隅は…」とか考えて打つと、けっこう狭く見えるもの。背筋をのばして、碁盤全体を見て打ちましょう。
フリカワリは“碁の華”です。自分が十を取って、相手には一つもやらないというのでは、どこかで無理がくるもの。特に相手の勢力圏では、積極的にフリカワってサバキましょう。
碁の基本、碁の理を知らないのに、懸命に考えても仕方ありません。まずは上手に教わったり、上手の碁を真似ることから始めましょう。
外側を向いたポン抜きの力は盤面全体に及ぶもの。ポン抜いた側は相手の地模様に打ち込んだり、自分の模様を大きく拡げたりして、30目くらいは利益が得られます。